現代の日本で育った人間は特に、言葉と味覚に対して鈍すぎるんじゃないか、と感じることが多々ある。
「香りと風味の違い」http://www.st38.net/naruhodo-nattoku-chigai/z0161.html
これはちょっと違うかな...
『いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな』
日本では中世から「にほひ」の意味に「〜の(美しさを)見る・感じる」という使われ方があったわけで、「昭和の香りがする」は香りに例えるよりはむしろ、「昭和の良さを感じる」という文学的意味の方がしっくりくるのではないだろうか。
続きを読む: 風味?味?味覚?
「京都れもん」で作るリモンチェッロ(クラッシック版・果汁たっぷり版)
きっかけはイタリアに関連するお仕事、ということで担当させていただいた案件ではありますが、目的について知れば知るほど多くの方に知っていただきたいプロジェクトでもありますので、こちらの記事でも改めてお知らせをいたします。
続きを読む: 京都れもんで作るリモンチェッロのラベル制作にあたって
イタリアで50年以上続く歴史のある Buon Ricordo「ブオンリコルド」は日本支部のサイトにも書いてある通り、『イタリアの伝統ある料理(Cucina Tradizionale)やその文化の保存と普及。 そして「食事をすること」の本来の楽しみを世界に広げていくこと。』
本場の味覚を後世に残していくという活動に賛同したレストランが加盟している協会です。「京野菜」同様に、それぞれの地域特有の食材を収穫する人たち(生産者)、それらを加工する人たち(調理人・レストラン)、そして 消費者 の三位一体の経済活動を確かなものにしない限りは持続性を確保できません。
日本の地場産業もおそらく近い将来はこの方向性にシフトしていくはずと考えています。また、シフトしなければいけないはずです。
続きを読む: 本場イタリアの味、ブオンリコルド・食文化協会
最近、制作物についての会話のやりとりで話題になったので簡単に書いてみたいと思います。
wikipediaを引用すれば「著作権(ちょさくけん、英語: copyright、コピーライト)とは、書物、言語、音楽、絵画、建築、図形、映画、コンピュータプログラムなどの表現形式によって自らの思想・感情を創作的に表現した著作物を排他的に支配する、財産的な権利である。著作権は特許権や商標権にならぶ知的財産権の一つとして位置づけられている。」ということに尽きます。
クリエイターはクライアント様との業務提携において、生産された制作物の著作権はまず制作者本人にあります。
この制作物の財産権を譲渡するかどうか、というところが日本では理解のないところだと感じています。常に。
例えば名刺デザインの発注を受けた場合、
- 印刷物として納品する
- 印刷用データとして納品する
この2パターンが大まかにあるかと思います。
続きを読む: 著作権とは何か
Security Update 2016-006 Yosemite MUST NOT install to Mac Pro Early 2008.
I'm not sure this problem is only on my workstation or not, but any way after installed this pach,
the USB and Bluetooth driver will be broken.
it's soooo hardly to recover this problem, I've lost 3days to re-install.
Before install OS, my Mac isn't work well, I tried to re-install OS 10.5.5 after defrag the data.
2016年7月17日、近代建築の三大巨匠のひとり、スイス人建築家のル・コルビュジエ氏(Le Corbusier; 1887-1965)の設計した、国立西洋美術館本館(東京都台東区)を含む、世界7カ国にわたる17の建築作品を「ル・コルビュジエの建築作品 -近代建築運動への顕著な貢献-」( L'oeuvre architecturale de Le Corbusier - Une contribution exceptionnelle au Mouvement Moderne - ) として世界文化遺産に登録することを国連教育科学文化機関(ユネスコ)が決定しました。
生い立ちなどについては wiki にまとめられているので割愛しますが、ざっくり言えば、パリ万博の『レスプリ・ヌーヴォー館』で「ル・コルビュジエ」という名前で建築界にセンセーショナルなデビューをし、船や列車といった客室空間での移動が構想のきっかけとなったといわれる、『ドミノシステム』に基づく集合住宅『マルセイユのユニテ・ダビタシオン』(L'unité d'habitation de Marseille)を設計するなど、モダニズム建築の設計で20世紀の建築の歴史を大きく変えた人物です。
続きを読む: Le Corbusier と 都市計画
作業中、ちょっと気になったのでまとめてみます。
個人情報の価値を無料放出してはいけません。
昨今、通販サイトや旅行会社のサーバーハッキングによって個人情報流出という事案が大きく報道されています。
これらは簡単なものであれば、名簿業者に売買され、無用な DM の配布や訪問販売、軽度に悪質なものであれば訪問販売などの詐欺に利用されるかもしれません。クレジットカードの口座情報に行き着くような重度の場合には、口座情報が売買され、持ち主の気づかぬうちに通販の引き落としに使われているという事案が多く確認されているといいます。
これは対岸の火事ではありません。もしかするとあなた自身で「個人情報流出の幇助」を行っているかもしれないのです。
クレジットカードや住所、生年月日などはもちろんですが、SNSやブログなどで発する一言から写真画像など、様々なものが個人情報であるという考えを持つことが重要です。
続きを読む: やたらに無料ブログを使用してはいけない理由
オリンピックエンブレム、決まりましたね。
野老朝雄(ところあさお)さん、おめでとうございます。
すごく遠い距離感の方かと思っていましたら、
意外にも間接的に近い場所の方で驚きでした。
自分自身は武蔵美在籍中は空間演出デザインでも
建築と生活文化に関して興味を持って研究対象にしていたため
直接の関わりがないのですが、ファッションのコースのほうへ
非常勤でいらしていたようですね。
もしかしたらお会いしてたかも...?
前回に引き続き、なぜ ロゴ制作が高額になると言われるのか、探っていきます。
前回、ご利用環境に応じて仕上げる図面が多くなるために工数が増え、総額として値段が上がっていくこととお伝えしました。
同じ絵柄なのになぜ? と思われる方も多いでしょう。
変化するのはせいぜいロゴに使用する素材ごとの色の指示だけでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
確かに、コンピューターの画面上では幾どそれぐらいの違いかもしれません。
webと名刺などでのご利用ぐらいであれば、RGBとCMYKの出力差を補正して、指定してやれば済む場合も多いでしょう。
しかしながら、ビジネス展示会などの大きなパネルや店舗などとなってくると話は少し変わります。
「ロゴ制作」でGoogle検索してみると、複合検索で一番多いものは「ロゴ制作 相場」だと分かります。
提案無料で¥10,000くらいで購入のものから、¥30,000〜¥50,000前後のコンペ形式のもの、¥100,000単位でのデザイン会社のものといろいろと有ります。
果たして何が違うのか?気になるところではないでしょうか。
大手デザイン制作の会社に頼むから高い、と言うだけのものでもありません。
デザイナーをしている身にとって、「適当で」と言われるのは侮辱にしか感じられないのですが、もちろんクライアントの声に耳を傾けて「適当に、いろいろと責任を負わなくてよいのなら」@15,000程度の安価で引き受けることも出来るでしょう。
- クライアントのヒアリング
- ロゴに纏めるアイディア案の策定
- スケッチの提出
- 清書
といった段階をふまえて2営業日程度で。
ですが、ちょっと待ってください。
きちんとした社会的責任を持って仕事をさせてください(笑)
ここで一番大切なのは 1. ヒアリング です。もしもし...と。