イタリアで50年以上続く歴史のある Buon Ricordo「ブオンリコルド」は日本支部のサイトにも書いてある通り、『イタリアの伝統ある料理(Cucina Tradizionale)やその文化の保存と普及。 そして「食事をすること」の本来の楽しみを世界に広げていくこと。』
本場の味覚を後世に残していくという活動に賛同したレストランが加盟している協会です。「京野菜」同様に、それぞれの地域特有の食材を収穫する人たち(生産者)、それらを加工する人たち(調理人・レストラン)、そして 消費者 の三位一体の経済活動を確かなものにしない限りは持続性を確保できません。
日本の地場産業もおそらく近い将来はこの方向性にシフトしていくはずと考えています。また、シフトしなければいけないはずです。
インターネットの普及によって、様々な意識改革が進んでいる昨今ですが、Amazon でなんでも手に入るか、といえばそうでもありません。
実際に足を運ばなければ体験できない味覚や体験というもののも数多く存在しています。例えば、雪。これは体験の方ですが、降雪することが珍しい国から、わざわざ雪を体験するために旅行をしてくる時代です。
それでは味覚はどうか?
大量生産志向の反対のベクトルにあるものとして、特定の地域でしか収穫できないもの、生産できないものがあります。東西南北、気候の変化に富んだ日本ならではの特性です。
イタリアでスローフード運動が起きたように、2020年の東京オリンピックに向け、世界からの意識が日本に向いている中、パラダイムシフトを起こすのはちょうど今ではないでしょうか。まさにそれはイタリア的に、地方だからこその独自性ある食文化や体験など、もっともっと深化が進んでいけば面白いですよね。
いろいろ脱線しましたが、ブオンリコルド・日本支部のサイトにリンクをつけさしてもらいました。SEO上では少し悩んだのですが、イタリア関連でお問い合わせが増えれば嬉しいので。
当方、ホームページ / webサイト 制作・調整のほか、SEO調査、名刺や封筒などのビジネスツール開発、インテリアデザイン、エクステリアデザインなど、いろいろとご要望に応じてご提案・制作可能です。お気軽にお問い合わせください。