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京都れもんで作るリモンチェッロのラベル制作にあたって

「京都れもん」で作るリモンチェッロ(クラッシック版・果汁たっぷり版)
「京都れもん」で作るリモンチェッロ(クラッシック版・果汁たっぷり版)

きっかけはイタリアに関連するお仕事、ということで担当させていただいた案件ではありますが、目的について知れば知るほど多くの方に知っていただきたいプロジェクトでもありますので、こちらの記事でも改めてお知らせをいたします。

簡単にまとめますと、9世紀初め・平安時代に中国・唐から伝来したお茶が、日本の生活習慣の変化から、栽培農家や栽培面積が減少しているという実態があります。特にお茶栽培の歴史の中心となってきた京都・山城地域は、傾斜地にあり、単純に機械化といった栽培の効率化ができない現状があるといいます。 また、京都府・農林水産部 農産課のお茶の京都を支える宇治茶生産アクションプラン (中間案)・平成26年度 では次のように述べられています。

府内産茶は、この 10 年で生産量が横ばいであるものの、茶価は 13%低下し、60 歳以上の生産者が 64%をしめるなど、将来の宇治茶生産が懸念される状況となっており、世界文化遺産登録を目指すためにも、生業である茶業経営を確実に継続し、美しい山なり茶園景観の維持や伝統的な覆下栽培技術の継続が重要であります。

農林水産省のリポートでもほぼ同様です。


左:玉露を育てている茶畑  右:「京都れもん」の畑

「農業が儲からない」こうした現状を打開するため、茶農家の黒川さんのはじめたのがレモン栽培でした。レモンは成長力がつよく栽培が比較的容易で、四季成りの果実であり、年間通じて収穫することが可能です。加工品としての用途も豊富で、面積当たりの収穫量・価格ともに高く、作物として優秀であるといえます。レモンを栽培することによって、茶農家の収益構造を変えていくことができるのではないか、ということです。

とはいえ、農家経営にとって、まとまった量を買い取ってくれる飲食店や食品メーカーを見つけることができるかどうかが非常に重要でもあります。

そこに共鳴されたの京都の酒造ベンチャー、フルーツリキュールフリークス さんです。 黒川さんの「京都れもん」でリモンチェッロを作り、クラウドファンディングが成功すれば「京都れもんに注目を集めるきっかけになるのでは?」と考えています。

収穫されたレモン。アメリカのものより大きくゴツゴツしている。グリーンレモンの方が香りが強い。 収穫されたレモン。アメリカのものより大きくゴツゴツしている。グリーンレモンの方が香りが強い。

リモンチェッロはもともと、カンパーニア州のナポリ湾周辺、ソレントなどの地域の家庭で作られていた食後酒でしたが、今ではイタリア中に広まり、Cinque Terre など、イタリア各地の観光地でもお土産品として生産されるようになっています。

リモンチェッロなどの柑橘類を使ったリキュール作りでは、柑橘類の皮の油胞にある油分と、そこに含まれる香り成分をアルコールに移し、加糖して風味を整えるのが大まかな作り方ですが、黒川さんの「京都れもん」は、ポストハーベストなしの無農薬・有機栽培ですから、まさにリモンチェッロのためにある、と言っても過言ではないかもしれません。

今回作ったリモンチェッロは ①伝統的な皮だけを使う「クラシック版」と ②レモンの果肉を煮たレモンシロップで味付けした「果汁たっぷり版」の2つのタイプがあるそうです。
またリモンチェッロ同様に、水尾の柚子でも「柚子チェッロ」を作っているとのこと。

クラシック版と果汁たっぷり版をご用意

ご興味ある方はこちらの クラウドファンディング・プロジェクトページ をご覧いただき、発送時期など詳しい情報もご確認ください。

記事作成にあたってはクラウドファンディング・プロジェクトページ より文章、画像などを一部転載させていただきました。

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